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株式会社 日本養魚技術 は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

SDGsへの取り組み

持続可能な世界の実現に向け国連が定めた、2030年までの国際的な目標であるSDGs(Sustainable Development Goals : 持続可能な開発目標)の理念に共感し、事業活動と社会貢献活動を通じて、目標達成に貢献します。 SDGsは持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成されています。

養魚技術を通して貢献

弊社の持つ循環濾過養殖技術はこのSDGsの理念に合致しています。魚の生産、また養殖技術の提供において、特に以下6つの目標に取り組んでいます。この取組により、日本の優先8課題のうち、「3 成長市場の創出、地域活性化、科学技術イノベーション」に貢献できるものです。

飢餓をゼロに、すべての人に健康と福祉を

人間のタンパク源である生魚は、養殖魚にも必要な餌としても消費されています。サーモンは最小の生魚で、最大に育てることが出来る養殖魚の一つです。 例えばマグロを1.0kg太らせるのに15kgの生魚が必要ですが、サーモンは0.5kgの生魚で太らせることが出来ます(出典:日本経済新聞平成27年1月7日)。 さらに、畜産との比較でも、サーモンは牛の4〜8.3倍、豚の1.8〜4.2倍、鶏の1.1〜1.7倍、餌の効率(FCR)が良い(=与えた餌に対する成長率が高い)とのデータもあります。 弊社ではこのサーモン養殖を通じて、食糧の有効利用に取り組みます。

弊社では特に低魚粉の餌を魚に与えています

産業と技術革新の基盤をつくろう、住み続けられるまちづくりを

弊社が鳥取県東伯郡琴浦町で令和2年より取り組んでいる循環濾過養殖は、独自の技術追求により従来とは異なる効率的な養殖を実現しています。この歩みを更に進めて技術基盤を確立し、誰もが働くことのできる地域の新しい産業として定着することを目指し、まちづくりへ貢献します。

右上:生物処理槽、右下:気泡ポンプ
国内唯一の循環方式 原理図

海の豊かさを守ろう、陸の豊かさも守ろう

魚の養殖・拡販によって、枯渇が懸念されている海の天然漁業資源の保護に貢献します。また弊社では独自の循環濾過養殖技術により、昔ながらのかけ流し式養魚場に対して、水の使用量は100分の1未満を実現しています。この循環濾過養殖技術を更に 深化させ、水の使用量の削減による陸の水資源の有効利用、養殖密度向上による土地開発の最小化を目指し技術開発を進めます。
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